経済学専攻長のメッセージ

グローバル化の進展によって世界経済の一体化が急速に進み、各国の経済的相互依存関係は大きく深化しましたが、他方で英国のEU離脱や米中貿易摩擦にみられるように、近年では保護主義的な政策をとる国が増えてきました。世界経済がますます複雑かつ錯綜するなか、経済学に基づく専門的な分析能力と国際舞台での行動力のある人材が広く求められています。2013年4月に開設された横浜国立大学大学院国際社会科学府の経済学専攻は、このような社会的要請に応えるための教育を行っています。

経済学専攻では、博士課程前期と博士課程後期の一貫した教育を行っています。博士課程前期ではミクロ経済学、マクロ経済学、経済原論、経済史、計量経済学などのコア科目を選択必修科目として設定しました。これらのコア科目を履修した後に、応用科目を履修することができるように配置されています。博士課程後期では、現代の経済社会問題を高度な分析手法によって深く研究するための専門的な指導を受けて、各自が自らの研究テーマを定めて研究を行います。また、経済学専攻は英語のみで修士と博士の学位を取得できるInternational M.A./Ph.D. Programを2013年10月に開設し、海外から留学生を集めて世界レベルの経済学教育を行っています。本英語プログラムの修了生は海外の大学の教員として、あるいは世界銀行など国際機関のエコノミストとして活躍しています。

このように経済学専攻は国内外の経済界、官界、学界で活躍する優秀な人材を数多く輩出してきました。これからも意欲ある多くの皆さんが我が経済学専攻を目指されることを願っています。

経済学専攻長 佐藤 清隆


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